海洋散骨で使用する水溶性供花「水に溶ける花」について

8月 9, 2023

STAFF

海洋散骨のあれこれ

山口県岩国市の広仏コーポレーション株式会社では、海洋散骨代行を行っています。

海洋散骨代行というのは、お客様に代わりご遺骨を粉骨（パウダー化）させていただき、弊社が海洋散骨を行わせていただくサービスです。

自然に還ることを望まれている
お墓の継承者がいないため、ご遺骨の埋葬方法に迷われている
そもそもお墓にこだわりがなく、家族に負担をかけたくない

という方のために、穏やかな瀬戸内海の海へ海洋散骨を代行させていただいています。

さて、海洋散骨を行うにあたり、大切なルールやマナーは前回の記事でお知らせしました。

海洋散骨を行う際に守るべき6つのルールとマナー

今回は、海洋散骨で使用する「水溶性供花」についてお話させていただきます。

海洋散骨で生花を使用すると、すぐには自然に還りません

海洋散骨業者をお探しの方は、色々なホームページを見られたかもしれません。

セレモニーの1つとして、色とりどりの生花（花びらや花頭）を海へ入れる供花を行っているところもあったかと思います。

見た目には綺麗で豪華な生花ですが、すぐに分解されて自然に還るわけではありません。

当分の間、水面に浮かんで流れたり海の中でそのままの形で残ってしまいます。

これはゴミを海へ投げ入れていることと同じではないでしょうか。

やがて自然に還るものではありますが、海洋散骨を望む全ての方は、きっと「海を汚す」ことを望まれていません。

広仏コーポレーション株式会社では、水面を漂うもの、すぐに自然に還らないものを海へ投げ入れることはいたしません。

しかし、大事なお別れのセレモニーに供花は必要です。

そこで弊社では、水溶性の「水に溶ける花」を使用しています。

水と一体化し分解される「溶ける花」

遠目には普通のお花に見えますが、水や海水ですぐに溶けだす特殊紙を使用した水溶性供花です。

とても分解速度の速い専用の水溶紙なため、投げ入れると同時に海と同化し海中へ沈みます。

素材にもこだわっており、花びらや花頭を作るための接着剤に関しても、自然由来の地球にやさしい糊が使用されています。

もちろん、人体にも無害です。

灯籠流しなどで燈籠を作る材料としても使用されていて、水に溶ける紙（純植物性）の繊維が分解されることで溶けていく作りになっています。

海洋散骨で使用する「供花」1つとっても、環境を考えて厳選する必要があると広仏コーポレーション株式会社は考えています。

穏やかな瀬戸内海、美しい瀬戸内海での海洋散骨をお考えながら、広仏コーポレーション株式会社へご相談ください。

海洋散骨代行プラン

瀬戸内海へ海洋散骨を代行させていただくプランです。ご遺骨の粉骨（パウダー化）/献酒/献花（水溶性）/散骨時の写真撮影/散骨証明書の発行がセットになったプランとなっております。日本全国から受付可能です。

海洋散骨の流れ

1.ご依頼とお打合せ

弊社では海洋散骨のご依頼を、店頭でのご相談もしくはホームページからの海洋散骨セットのご購入（郵送）にて全国各地から承っております。
ご相談やご依頼はメールやお電話でも流れをお伝えできますのでご連絡ください。

お問い合わせはこちら

中国地方の墓じまいのご案内

2.お預かりしたご遺骨をパウダー状に粉骨します

散骨をする際には、厚生労働省による「散骨に関するガイドライン」が定められています。
ガイドラインの中にはご遺骨を粉状に砕くことも含まれているため、2mm以下のパウダー状に加工し散骨の準備をさせていただきます。※粉骨のみのプランもございます。

粉骨のみのプラン

3.出航日時を決定し出航

ご遺骨が10柱集まり次第、出航日時を決定してご連絡いたします（天候を考慮し晴天の日に出航）。
波の状況などにより急遽日時の変更がある場合がありますのでご了承ください。

4.散骨し献花と献酒

散骨可能な水域にて散骨し献花と献酒、写真撮影を行います。
生花の花びらを撒くことが多い海洋散骨ですが、弊社では環境を守り海面上にゴミを出すべきではないという観点から、水溶性の供花を使用しております。
献酒については、ご希望によりコーヒーやノンアルコール飲料に変更することもできますのでご相談ください。