広仏コーポレーション株式会社で行っている海洋散骨代行サービス。
海洋散骨代行サービスとは、お客様の同船はできませんが、弊社で粉骨・散骨・献酒・供花・お祈りを行い、全てを終えた後で散骨した位置を緯度経度で示した海洋散骨証明書を発行する。というサービスです。
晴天に恵まれた9月某日、瀬戸内海での海洋散骨を実施いたしました。
弊社は山口県岩国市の岩国駅近くに本店を構える会社です。そのため海も比較的近くにあります。
瀬戸内海の海での海洋散骨
今回は、ご依頼いただいたお客様から「釣りが好きで周防大島でよく釣りをしていたんです」というお話をお聞かせいただいていました。
そのため、できるだけ周防大島に近い海域で海洋散骨を行いました。
前方に小さく見えているのが、周防大島大橋です。
岩国沖から出航して、弊社が海洋散骨を行う海域は上の写真の白い円の場所となっています。
海洋散骨は「陸地から一定距離を離れた場所」とされていますが、弊社では陸地から2km以上離れた場所としています。
当日の海の交通状況により多少場所は変わりますが、おおよその位置としてお考え下さい。
広仏の海洋散骨実施の様子
ご遺骨は粉骨させていただき、パウダー状に加工いたします。
これは「遺骨を視認できない形状にする」という厚生労働省のガイドラインに乗っ取り、専用の機械を用いておこなっています。
加工後には水に溶ける特殊な袋に入れさせていただき、写真のようになります。
ご遺骨は最初に骨壺に入っている状態から、だいたい1/3～1/4程度の容量になります（粉骨のみのサービスも承りますのでご相談ください）。
この日の瀬戸内海は、天候も良くいつにも増して穏やかな海でした。
丁寧に海へと散骨させていただきます。
ゆっくりと海中へと沈んで行くご遺骨を確認し、供花と献酒をさせていただきます。
生花の花びらや花頭を使用される方も多いですが、弊社の供花は水溶性のお花を模した供花を使用しています。
色とりどりで見栄えの良い生花は、どうしても自然に還るまでに時間がかかってしまいます。
海を汚さず、ゴミを出さずに…という想いから、弊社ではすぐに自然分解される供花を使用し自然環境に配慮した散骨を心がけています。
また、献酒では弊社の所在地である山口県岩国市産の日本酒を使用します。
弊社は散骨代行サービスのため、散骨を託されたお客様に代わり、散骨後は自然へと還られた故人様へ黙祷でお祈りを捧げさせていただいています。
実際に海の真ん中に出て分かる海上の静けさは、波の少ない瀬戸内海ならではだと感じます。
以上をもちまして海洋散骨代行サービスとなりますが、弊社では散骨した場所をGPSで計測しています。
帰港後に、緯度経度などを記した「海洋散骨証明書」を発行させていただき、お客様の元へお届けし全てのサービスが完了となります。
海洋散骨を選ばれる方の想い
海洋散骨を選ばれるお客様の想いは様々です。
宗教にこだわりがない、お墓を作っても維持ができない、海洋散骨が生前からの願いだった…など、様々な理由で海洋散骨を選ばれます。
従来の「お墓を建立し、維持する」ということが都市部への人口流出や少子化などで難しくなってきつつある昨今、海洋散骨を選ばれる方は少しずつ増えてきているように感じます。
また、海洋散骨をご依頼いただいた方が、お話をした後で晴れやかな顔をされることも多いです。
一つのご供養の形として、弊社の海洋散骨代行サービスを選ばれるのも良いのではないでしょうか？
海洋散骨のご依頼は、広仏グループ各店舗で承ります。
お気軽にご相談ください。
広仏グループ店舗のご紹介
投稿者プロフィール
- 海洋散骨STAFF
- 三児の父で休日には瀬戸内海へ出かけてのんびり釣りをするのも好きなSTAFF。二級船舶免許を保持。海洋散骨代行時には船長として瀬戸内海へ出ていきます。趣味はドライブと初めての場所へ行くこと、歓呼地巡り。
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